朗読劇
ミツ子の物語
~小説・広島の二人より~
【あらすじ】
1945年8月、広島。
日本の捕虜となった米国兵士アーサーは持ち前の反骨心により、厳格な藤田軍曹から常日頃、厳しい仕打ちを受けていた。一方の藤田は、職務上は厳格な態度で接しながらも、捕虜生活の中にあって誇りを失わないアーサーに秘かな敬意を抱いていた。だが、そんな藤田の内心を知らないアーサーは、かねてから画策していた脱走計画を実行する。脱走を知り、アーサーを単身で追跡する藤田。敵と味方、日本兵と米兵。二人の奇妙な旅路はやがて奇妙な友情を生む。しかし、そんな二人の頭上から、敵味方を問わない無慈悲な黒い雨が降る……。その数十年後、その物語が再び動き出す。
【解説】
1945年8月6日の原爆投下をテーマにして、日本とアメリカ、双方の主人公を置くことで敵味方を越えた友情、その友情を無慈悲に打ち砕く戦争と原爆の悲劇を描きます。日米2人の主人公の視点を通すことで、日本人はもちろん、アメリカをはじめ海外にも戦争と原爆の悲劇をより身近な目線で問いかけ、両国兵士の友情を描くことで、敵味方が分かり合えることへの希望も込められた想いと、広島原爆の大惨事を風化させないための朗読劇です。この朗読劇脚本は、書籍「広島の二人」、コミック「ミツ子の物語」そして脚本家・菊島隆三が映画化のために書き下ろした脚本「広島の二人・TWO IN HIROSIMA」を基に作られたものです。
期間 |
2022/07/19 (火)~2022/07/19 (火) 上演時間:約1時間30分(休憩なし)を予定 |
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劇場 | 練馬文化センター |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
http://www.ishidakikaku.jp/02.html ※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | 【舞台監督】埴生志朗【音響】島貫聡、内野智子【照明】田向澄夫、安里ゆかり【美術】まつやま登【スチール】保坂真弓【動画配信】津曲守【総務】本田修三、梶井直史【プロデューサー】春山雅昭、石田政雄【主催】ジェイコード株式会社【共催】石田企画 |
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その他注意事項 | 公演に関するお問合せ先:「ミツ子の物語」公演事務局090-1502-7326/ info@jcode.tokyo 未就学児童は、入場不可。 朗読劇の原作本「小説・広島の二人」著者の保坂延彦と「コミック・ミツ子の物語」漫画家のまつやま登そして、ピアニストの本田聖嗣CDのサイン会を予定。 |